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巨大筋腫で子宮全摘出&2型糖尿病&尋常性乾癬の占い師・秀炎の人生


by shuu-en
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北斗晶さん

北斗晶さんの癌闘病への覚悟のブログ、かなりのショックで。
声を出して、わんわん泣いたのは、そうとう久しぶりで、
いかに北斗さんのブログを毎日毎日楽しみにして
心の半分以上で依存していたのかに気が付きました。


しかたないんだ、もう友人もおらず
鑑定の仕事以外だと、まるまる数か月、旦那さん以外のだれとも口をきいてないことなんて
しょっちゅうあるんだから。

北斗さんは、
神取さんと共に私の女子プロレス熱狂時代の、スターでした。

あるとき、北斗さんの出ている女子プロレスの試合を見に行ったとき
私の席のとなりの、身体が少し不自由な若い女性がリングに紙テープを投げたんですけど
その子の腕にテープがからんでしまい、どうにもならず苦しんでいたので
私は紙テープをその子の腕から引きちぎろうと、丸めたのです。

そのとき、紙テープにぎっしりと、「生きる」と書いてありました。

「死のう」と思いなんどもしくじっていた私は、
ハッと息をのみました。
それでも神がかり的にそこで生きる勇気をもらったというつもりはないです。
そのあとも、なんどもなんども死に憧れ、死に逃げようともくろみしくじりました。

だけども、
今も強烈にあの文字は目にやきついている。その景色の向こうに
白いコスチュームを着たプロレスラー北斗さんがいる。

私よりもずっと若い北斗さんだから、
病に倒れるということが起こること、想像もしていませんでした。
膝が悪いとか、首を損傷されているから、元気そうに見えてもきっと
あちこち痛かったり苦しかったりするだろうと予想はしていた。でも
命にかかわる病に倒れるとは。

今はもうプロレスを引退してそうとうたつし、
いまの若い子たちには、北斗さんが言うところの「埼玉のガラの悪いおばちゃん」タレントさんだろうけど
あのころ
女子プロレスファンの大勢のみんなが
夢と勇気となにか、魂に刻み込まれるような切ないものをリングから受け取っていた。

女だてらに、身体をはって、おそろしい試合をしている、そのふりみだす髪と飛ぶ汗と血しぶきと
低い声、どなり声、唸り声
それのなにが、と問われれば、わかりやすい答えは見つからないけど、
知らない人たちは見てほしい。
北斗晶と神取忍さんのタッグマッチを。YOUTUBEでも。
そこに見えるのは、なにかを削り取るようにして多くをあきらめて、
文字通り傷だらけに生きている女性たちの姿と半端ない覚悟だから。



今は毎日、北斗さんのブログで
かわいらしい息子さんや
やさしい健介さんや
いとおしい犬の花ちゃんと
北斗さんを愛するいろいろな人たちのことを読んで
日常のひとこまに笑ったり
濃い人間関係をうらやましいと思ったり
拍手をしたり
泣いたり
うなずいたりしていた。
一度も書き込みをしていないけど、欠かさず読んでいた。楽しみだった。


北斗さんがプロレスをしていたとき、私は人生が途切れそうだった。
あのとき死ねなくて、私は今、あのころ想像もしていなかったほど穏やかに生きている。

すごくつらいときや、すごく空しいとき、悲しみがもう耐えきれないとき
生きていることがいやになるのはあたりまえなんだと思う。

どんな苦しみにも耐えて常に前向きでいることなんて、できない人もいるんだと思う。
私は何度も、何度も、くじけて逃げて、もうこんな人生なんてと嘆いたことがあった。
もしもあのときに未来にはこんな穏やかな暮らしがあるよ、と誰かに言われても
きっと
なんの慰めにもならなかっただろう。

人は過去から続く今を生きるものだから。未来とはこれから、のものでしかないから。

明日がわからないからいいって側面もきっとある。


あのとき、「生きる」とびっしりと書かれた紙テープはリングに届かずに切ってしまったけど
胸のなかに大事にとってあるんだ。

北斗さんに心のなかで投げようと思う。
私はあれから、なんとか生きてこれたから。


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# by shuu-en | 2015-09-24 03:23 | 心、精神